辞書類
京都大学大学院薬学研究科の金子周司教授をはじめとする医学、薬学、理学研究者が構築するライフサイエンス関連の英和、和英、用例、スペルチェックなどのオンライン辞書サービス。このほか、オンデマンド英語教材、オンライン変換サービスが利用できる。辞書のダウンロードも可能。すべて無料。
日本循環器学会公式サイトの中にある無料の「循環器用語集検索」。学会が定めた「用語集」という信頼感があり、和英、英和の循環器辞書として非常に重宝。
スペースアルクが提供する無料のオンライン英語辞書。例文満載で、医学用語や新しい言葉などもかなり入っている。熟語で検索することも可能。
医療関係
欧米の医学ジャーナルの要約をセレクトして紹介する英文サイト。要約は約30の領域に分類して提供されるが、領域ごとに毎日10前後が追加されるので情報量は相当なものになる。要約のページからは、ソースとなったジャーナルのホームページ等へリンクが張られている。
最新の研究成果に基づく治療法を検索(医療従事者向け、有料)。
MEDLINEの代表的な文献検索サイト。入力欄下の「Limits」を使うと無作為化比較試験といった試験タイプ、患者年齢、性別などで絞り込んだ検索ができる。文献の出典がある程度わかっていれば、左側の「PubMed Servicies」の「Single Citation Matcher」が便利。雑誌名は略号も使用可能。
米国立癌研究所(NCI)による癌専門の総合サイト。治療、予防、臨床試験など、様々な情報を癌の種類別に見ることができ、一般/患者、専門家のいずれにとっても充実したサイトとなっている。
循環器専門の臨床試験サイト。過去の主な臨床試験の結果をスライドで見ることができる。
どちらも米国立衛生研究所(NIH)による一般/患者向けの臨床試験情報サイト。米国の現在進行中や参加者募集予定の試験を集めている。
CDC/National Center for Health Statistics
米国防疫センター(CDC)が管轄する全米保険統計センター(NCHS)のホームページ。米国民の疾病、健康に関する様々な統計データを見ることができる。ニュースリリースも随時行われる。
便利検索
人気のサーチエンジン「Google」。New Yorker誌の漫画で、バーのカウンターに座っている男性がバーテンダーに "I'm not sure why, but I have a feeling I'm being Googled."とつぶやくなど、英語で"Google"はいまや動詞の仲間入り。季節ごとに時折登場するタイトルまわりのイラストもかわいい。また、イメージ検索も便利。
地域や診療科目から、病院を検索できるページ。いい病院ランキングもある。
駅からの経路も表示されるので、未知の場所に行く際に便利。
鉄道各社運行状況リンク集。JR各社と首都圏の私鉄・地下鉄の各社公式サイト・掲示板が網羅されている。駅に行ったら電車が止まっていた、なんてことが避けられるかもしれない。
総合リンク集。「日経新聞」などのメディアや「PCWatch」などのコンピューター関連、「乗換案内」「時刻表リンク」などの交通関連のほか、ホテルやチケット予約まである。「カレンダ-祝日付」も重宝。
出張先の天気を簡単確認。
海外の町の地図・経路情報が充実。海外出張時の経路探索などに重宝だ。米国、英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの7カ国について検索できる。
どちらも米国のタウンガイドのサイト。都市ごとに、レストラン、シアター、映画、スポーツイベント、ショッピングなど様々な情報を検索することができる。チケット購入も可能。
PCの技
「表だけを一発で選択する」「セルのなかで文字を折り返す」など、なんと270もの小技がぎっしり。
メールに添付できないような大容量のファイルを宅配ボックスに預ける感覚で送付できる。受け取る時は、「お受取伝票」のURLにアクセスしてダウンロードするだけ。無料で、しかも事前登録不要。
“100億ページ以上”もの過去のWebページが保管されているライブラリ。検索などで「404 Not Found/該当するページが見つかりません」と出てくるページも、ココで検索すると保存されている場合がある。
PC版「ドクターレター」。ウイルス、セキュリティ情報はマメに確認したい。
ネタ探しに
20世紀を振り返り、1年1ページで、世相、流行、出来事などを紹介。自分や知り合いの生年に起きた事件や流行モノがわかる。小ネタの提供にはなるかも。
一般的なサイエンスの話題をチェックするのに便利
ちょっと覗いて
健康教育と落語をミックスした「ヘルシートーク」と「健康落語」の講演情報など。この人、実は本名・福澤恒利という医師てーんだから驚きだ。(表参道福澤クリニック院長。医学博士、日本内科学会認定内科医、専門は動脈硬化症)
学術雑誌のインパクトファクターのベースとなるJournal Citation Indexを発行しているInstitute for Scientific Information(ISI)のホームページ。インパクトファクターを科学界に広めたEugene Garfield博士のエッセイなども掲載されている。ただし、このサイトでインパクトファクターをみたり、Journal Citation Indexをダウンロードすることはできない。
かの有名なスミソニアン博物館のホームページ。スミソニアンは一つの博物館ではなく、スミソニアン協会に所属する合計16カ所の博物館、美術館、国立動物園からなる世界最大の博物館の集合体。それだけにサイトも複雑だが、見ごたえは十分。